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さかさ髑髏は三度唄う
サカサドクロハミタビウタウ

闇からとどく髑髏の声、怪異の果ての悲劇。哀しいさらし首伝説の残る村で続く奇妙な死の真相は? ーー憧れの女性教師が余命わずかで、学校も廃校に……。小学校時代の同級生・一尺屋遙(いっしゃくや・はるか)から手紙を受けとった八追純平(やおい。じゅんぺい)は、20年ぶりに母校を訪ね、夜の理科室でか細い声で唄うさかさ髑髏の灯籠を見た。不気味な詩に誘われるように、一人また一人、奇妙な死が訪れる。一尺屋が解き明かす悲劇の真相。新本格推理長編。怪しの声が惨劇の始まり……。
ⒸToki Tsukasa
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書誌情報
紙版
発売日
1999年05月14日
ISBN
9784062646093
判型
A6
価格
定価:586円(本体533円)
ページ数
284ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2020年07月24日
JDCN
06A0000000000097379X
初出
1993年10月に小社ノベルスとして刊行
著者紹介
著: 司 凍季(ツカサ トキ)
解説: 島田 荘司(シマダ ソウジ)