新装版　大奥婦女記

乳母将軍、春日局の権勢から、絵島生島の悲劇まで──愛と憎しみと嫉妬、さまざまな思いを秘めて女たちの性（さが）が渦まく江戸城大奥。その実相を冷徹な社会派推理作家の眼が捉えた異色時代小説。大きな活字で読みやすい新装版！！

目次

乳母将軍
矢島局の計算
京から来た女
予言僧
献妻
女と僧正と犬
元禄女合戦
転変
絵島・生島
ある寺社奉行の死
米の値段
天保の初もの

書誌情報

紙版

• 発売日: 1999年12月10日
• ISBN: 9784062647663
• 判型: A6
• 価格: 定価：806円（本体733円）
• ページ数: 456ページ
• シリーズ: 講談社文庫

初出

『新婦人』に１９９５年１０月～１９５６年１２月にかけて連載、単行本化ののち、１９８１年２月、講談社文庫に収録されたものをあらたに大活字、新装版として刊行。

著者紹介

著： 松本　清張（マツモト　セイチョウ）

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