新装版 緑のオリンピア

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電子あり

新装版 緑のオリンピア

シンソウバンミドリノオリンピア

講談社文庫

病気で視力を失い自暴自棄になっていた井上吾郎は、相撲取り・稲垣との出会いに大いに力づけられた。しかし世間の風は冷たく、実の叔父に遺産を奪われ、大学への進学も難航した。その苦境を乗り越え大きく成長する吾郎の姿を描いた直木賞候補作「眼」ほか、陸上に捧げた青春を描く表題作「緑のオリンピア」など、自らの小説世界を模索していた若き日の池波正太郎の瑞々しい文章が光る現代短編集。(講談社文庫)


病で視力を失い自暴自棄になっていた井上吾郎は、相撲取り・稲垣との出会いに大いに力づけられた。しかし世間の風は冷たく、実の叔父に遺産を奪われ、大学への進学も難航した。それでも吾郎は前へ進む。苦境を乗り越えて大きく成長する青年を描く直木賞候補作「眼」ほか、若き日の池波正太郎、傑作短編集。


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目次

はじめに……。
眼(め)
緑のオリンピア
木葉微塵
のどぼとけ
ひとのふんどし

書誌情報

紙版

発売日

2000年07月14日

ISBN

9784062649421

判型

A6

価格

定価:565円(本体514円)

ページ数

280ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2012年10月26日

JDCN

0626494200100011000J

初出

’83年8月に、東京文藝社より刊行された『ひとのふんどし』を改題し、’87年に講談社より文庫として発行したものを、新装版として版を新たにしたもの。

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