風の群像(下) 小説・足利尊氏

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風の群像(下) 小説・足利尊氏

カゼノグンゾウゲシヨウセツアシカガタカウジ

講談社文庫

幕府開府で戻った平穏も束の間、兄弟による二頭政治は綻(ほころ)び始めた。嫡子義詮(よしあきら)を溺愛する尊氏に芽生えた、弟と己れの落し種直冬(ただふゆ)への疑心は、足利一門の骨肉食む内乱を生んだ。燻る南朝の火種は燃え立ち、再び策謀渦まく権力興亡の世に。南北朝動乱を風のごとく駆け抜けた武士(もののふ)たちの春秋を描く、著者畢生の傑作。


足利の内乱、南北朝抗争の真相。

幕府開府で戻った平穏も束の間、兄弟による二頭政治は綻(ほころ)び始めた。嫡子義詮(よしあきら)を溺愛する尊氏に芽生えた、弟と己れの落し種直冬(ただふゆ)への疑心は、足利一門の骨肉食む内乱を生んだ。燻る南朝の火種は燃え立ち、再び策謀渦まく権力興亡の世に。南北朝動乱を風のごとく駆け抜けた武士(もののふ)たちの春秋を描く、著者畢生の傑作。


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目次

院か、犬か
冬銀河
水と土
さかさ神輿
天竜寺供養
父となる日
枯野
吉野炎上
佐どの出陣
桟敷くずれ
毒液
むしくい願文
窮鳥、雲に消える
虚々実々
淡雪童子
将のこころ僧のこころ
師直死す
愚父尊氏
陰鬼
老師入寂
賀名生詣で
ふるさと鎌倉
落花
地獄図
手から手へ
引出物
からたち御所
鶴去りぬ
怨憎会苦
春秋五十三年

書誌情報

紙版

発売日

2000年09月13日

ISBN

9784062649964

判型

A6

価格

定価:734円(本体667円)

ページ数

464ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2016年06月24日

JDCN

0626499600100011000B

初出

備考参照

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