キリスト教2000年の謎

キリスト教2000年の謎

キリストキョウニセンネンノナゾ

講談社+α新書

10のキーワードでわかる西欧社会の価値観と正体!!
「エヴァンゲリオン」「ハルマゲドン」……聖書の重要な言葉から、歴史をつくり、これからの第三千年紀(ザ・サード・ミレニアム)をも動かす未知なるX(エックス)を探る!!

よくも悪くもキリスト教は過去2000年間の世界の大きな流れであり、主要な原動力であった。その歩みを振り返り、行く先を探ることは、第三千年紀への世界の展望に1つの視界を開いてくれるのではあるまいか?キリスト教国でない日本にとっても、それはけっして無用無縁の問題ではない。わたしたちのささやかな再検討の手がかりとして、十のキーワードを選んでみた。十という数字にこだわったわけではないが、十のローマ数字はX、Xはまた「未知」を表す。キリスト教の未知なるXを探る意味をこめた。キリスト教のXに、第三千年紀への希望を見出すことができるかどうか。ともあれ、読者とともに第一の鍵穴から鍵を差し込んでいくことにしよう。


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目次

キーワード1 エヴァンゲリオン──「福音」とは幸福の音信
キーワード2 イースター──イエスは「復活させられた」
キーワード3 バイブル──聖書の成り立ちと正体
キーワード4 エクソドス──旅立ちと脱出から始まった
キーワード5 トーラー──「するなかれ」の生き方の源流
キーワード6 アーメン──神の言葉をどう聞くか
キーワード7 テオトコス──マリアは女神か?神の母か?
キーワード8 エクレシア──キリスト教会二〇〇〇年の試行錯誤
キーワード9 ハルマゲドン──ビッグバンから「終末」へ
キーワード10 ゴッド──あなたにとって神とは何か

書誌情報

紙版

発売日

2000年03月01日

ISBN

9784062720014

判型

新書

価格

定価:748円(本体680円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介