漁師の知恵袋 魚の捌き方食い方

漁師の知恵袋 魚の捌き方食い方

リヨウシノチエブクロサカナノサバキカタクイカタ

講談社+α新書

漁師が究めた旬の魚のいちばん美味(うま)い食べ方
漁師の知識・知恵にあふれる魚種別の獲り方・捌(さば)き方・食い方!!海の国ニッポンならではの食文化がここにはある!!図解付き。

オレは漁師だ、と正面切って言うのはちょっと気が引けるが、それでも夏季漁師を皮切りに25年間、西岬(にしざき)の海と付き合ってきたから、漁師町のシキタリは一応身につけたつもりである。東京の魚屋に並ぶ数種類の魚しか知らなかった身にとっては、この25年間は発見と勉強の連続で、その結果、都会で得られない、いろんな魚や料理法の知識を習得することが出来た。でも、まだまだ奥は深い。だから、この本を書くにあたっては、本職漁師のヒデさんこと鈴木秀夫さん、クマキチさんこと鈴木隈吉さん、キミオさんこと藤平公夫さん、漁師に劣らず魚に詳しい大工のイサオこと安西勲さん、干物づくりの名人ノリこと白石徳人さんらの知恵と知識で助けてもらった。いわば館山・西岬住民の合作である。


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目次

第1章 イワシ
第2章 サザエ/アワビ
第3章 フグ
第4章 マンボウ
第5章 イカ
第6章 ナメロ/サンガ/水ナマス(アジ/小ガツオ/トビウオ/タカベ)
第7章 カワハギ
第8章 ゴンズイ
第9章 タコ
第10章 ボラ
第11章 海草
第12章 ウツボ
第13章 スズキ/サバ/マトウダイなど

書誌情報

紙版

発売日

2000年06月20日

ISBN

9784062720199

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介