安曇野一日の花歩き野歩き

安曇野一日の花歩き野歩き

アズミノイチニチノハナアルキノアルキ

講談社+α新書

安曇野に移住し19年の写真家が綴る花の宝庫
日本で一番美しい花が咲き乱れる北アルプス山麓・安曇野の地。30ヵ所の花地図を携えて、四季の移ろいの神秘をたっぷり堪能できる本!!

遠くへ出かけて、安曇野まで帰ってくると、心を落ち着かせてくれる景色にほっとする。南北に連なる北アルプスの山々に沿って、町や村が点在している。曇っていても、北アルプスの存在が感じられる。霞んでいれば、山々は限りなく高く見える。その景色の中に車を走らせながら、“ああ、帰ってきた”と、安堵の気持ちに満たされるのだった。わずか数日しか離れていなくても、そう思えた。私が安曇野に移り住んだのは、20代後半からよく訪れた安曇野で、たとえば久々に故郷の地を踏むように、野草の花が咲く野山がそこかしこにあったからである。訪れるたびに、心が癒されたからである。


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目次

第1章 いつも劇的な安曇野
第2章 春、花前線がとおる
第3章 初夏、カッコウの鳴くころ
第4章 夏、北アルプスの風
第5章 秋、時雨のころ
第6章 冬、冬の華を訪ねて

書誌情報

紙版

発売日

2000年06月20日

ISBN

9784062720229

判型

新書

価格

定価:968円(本体880円)

通巻番号

ページ数

216ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介