エジプトミイラ五000年の謎

エジプトミイラ五000年の謎

エジプトミイラゴセンネンノナゾ

講談社+α新書

来世で永遠に生きる魂が帰ってくる場所!!
計1000万人の古代エジプト人がミイラになった。死んだ後には幸せな来世があると信じて。究極の肉体保存法と独特の死生観を明かす!

ミイラといえばエジプト、エジプトといえばミイラ。それぐらいは、どなたもすでにご存じだろう。だが、それ以上となると、案外知られていないことが多いのではないだろうか。いくつか例をあげよう。たとえば、ミイラは何のためにつくられたのか。エジプトのどこでつくられたのか。また、ツタンカーメンをはじめとする古代エジプトのファラオたちのミイラは、どこで発見されたのか。そして現在どこにあるのか。そもそも原点にたちかえって、ミイラとはいったい何なのか。この素朴のきわみともいうべき問いに正確に答えられる人が、いったい何人いるだろう。単に「死体に包帯をぐるぐる巻にしたもの」というような答え方しかできないようでは、失格である。


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目次

プロローグ 156体との対面
第1章 なぜ、どうやって、つくられたか
第2章 ミイラに人権はあるか
第3章 ツタンカーメンのミイラの秘密
第4章 日本に来たミイラたち
第5章 ファラオのミイラはどこへ
あとがき
参考文献
年表

書誌情報

紙版

発売日

2000年07月19日

ISBN

9784062720267

判型

新書

価格

定価:858円(本体780円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介