家づくり 建築家の知恵袋-「子ども部屋」のために家を建てるな

家づくり 建築家の知恵袋-「子ども部屋」のために家を建てるな

イエヅクリケンチクカノチエブクロコドモベヤノタメニイエヲタテルナ

講談社+α新書

夫(おとこ)たちよ、家づくりのドラマに参加せよ!!
家を建てるということは、家族のホンネのぶつかり合い。夫が家づくりに無関心だと、子ども部屋中心の、オヤジの居場所のない、「家族を失う」家に!

家を建てるということは、家族のホンネのぶつかり合いだ。夢と現実、「できること」と「できないこと」のせめぎ合いなのである。家づくりは、ある意味で夫婦の試練とも言える。「家をつくる」という大事業を境に夫婦関係ががらりと変わる。言ってみれば夫婦の対決だ。「コイツこんなことを考えていたのか!」「えっ、アナタそういうつもりだったの!」どこの家庭でもそういう瞬間がある。私自身がそうだった。しかし、大喧嘩をくり返してよかったと思う。それがあったからこそ、私たち夫婦の、私たち家族の家ができたという実感がある。家づくりにあたって、夫が無関心を装うということは、家づくりのドラマに参加しないということだ。その結果、新しい家で夫も父親もいない「家族のドラマ」が始まってしまう。


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目次

序章 「家」を建てるということは
第1章 男にとっての「家づくり」
第2章 夫の目、妻の目
第3章 日常生活のシミュレーション
第4章 家には「家庭」がなければならない
第5章 家づくりの収支決算
おわりに──家づくりの原点に立ち返る

書誌情報

紙版

発売日

2000年08月21日

ISBN

9784062720298

判型

新書

価格

定価:858円(本体780円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介