
夢の読み方 夢の文法
ユメノヨミカタユメノブンポウ
- 著: 川嵜 克哲

夢は何を語りかけるか!?「無意識」はおもしろい!!
「人間の生き方や心理療法の根本についても考えさせられた。現代人の生き方に関心を持つ人にひろく推薦したい」
夢のことを考えていくことは、現実とはなにかということを考えていくことと深く結びついている。その意味で、本気で自分の夢のことを考えていくことは、非常に厳しく自身が生きている現実のことを吟味していくことにつながっていく。また、そうすることによって、その人の現実が変化していくことも起こってくる。心理療法などで夢分析がおこなわれるのはこのためである。
夢は毎夜訪れて、限定された意識のあり方を揺るがせる。その揺らぎの中で、意識を超えた世界を私たちは垣間みるのである。
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目次
序章 人は夢をみると語りたくなる
第1章 フロイトと夢、ユングと夢
第2章 「意識の世界」の文法
第3章 「夢の世界」の文法
第4章 「夢」は「夢」を生む
第5章 夢が教えてくれること
書誌情報
紙版
発売日
2000年09月20日
ISBN
9784062720328
判型
新書
価格
定価:858円(本体780円)
通巻番号
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社+α新書