十七歳の性

十七歳の性

ジュウナナサイノセイ

講談社+α新書

大人たちは誰も知らない高校生の「軽すぎる性」!!
“中絶手術なんて風邪”程度にしか感じない高校生が急増中。驚くべき“十代の妊娠中絶突出データ”が示す、高校生と親の無知!!

最近、ティーンエイジャーの性感染症、妊娠が増加しています。1週間のうち何人かの高校生が診察に訪れています。この頃は、堂々と制服を着て受診し、いざ中絶手術を受けることになっても、あまり落ち込むことなくたんたんとしています。風邪でもひいたかの感覚で婦人科を訪れているようです。若者たちがセックスに走るのはある面ではしかたがない状況かもしれません。少しでもティーンエイジャーたちのトラブルが少なくなるようにするにはどうすればいいのでしょう。とりあえず、今、高校生のあいだでおこっている現実を本人たちはもちろんのこと教師や親、周りの大人たちにも知ってもらう以外にないと考えました。そこでトラブルをかかえたいろいろなケースを集めてできたのが、この本です。


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目次

第1章 親たちも知らない17歳の性
第2章 妊娠する少女たち
第3章 十代の出産
第4章 しのび寄るSTD
第5章 薬物・タバコ・アルコール・暴力
第6章 インターネット/情報化時代の性
第7章 悩める17歳
第8章 高校生の性教育は充分か

書誌情報

紙版

発売日

2000年09月20日

ISBN

9784062720380

判型

新書

価格

定価:814円(本体740円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介