誤用乱用 テレビの敬語

誤用乱用 テレビの敬語

ゴヨウランヨウテレビノケイゴ

講談社+α新書

全て実例、どこが間違いか!?このままでは日本語が危ない!!
テレビで放送された誤用敬語の実例をあげ、正しい敬語のルールとコツをわかりやすく解説。間違いの理由がわかれば敬語は簡単に使える!

現代の言葉の乱れに拍車をかけているのが、テレビ・ラジオから流れてくる誤用乱用の敬語ではないでしょうか。本書では、電波にのったおかしな“敬語”を、おもな材料としてまな板に載せています。抽象論を避けるためです。アナウンサーやリポーターなどが用いる誤用乱用の敬語が、敬語の乱れを拡散させている現状は無視できません。社会一般には、「放送で使われている言葉遣いだから、正しいに違いない」となってしまうのです。具体的に問題点を指摘する半面で、言葉狩りになることは避けなければなりません。ですから、責任上、番組名や題材名をあげながらも、発言者名は出しませんでした。放送日も原則として示していません。それでも、本人名が推定される場合は、公器での発言として、やむを得ないものと考えます。


  • 前巻
  • 次巻

目次

第1章 なぜ、「お」を付けたがるのか
第2章 蔓延する敬語の誤用
第3章 知って納得、敬語の基本
第4章 「申す」と「参る」、使い方のコツ
第5章 二重敬語と逆立ち敬語の怪
第6章 言葉の約束と慣用
第7章 いざというとき困らない、敬い方のルール
第8章 あいさつ敬語と人称の常識

書誌情報

紙版

発売日

2000年11月20日

ISBN

9784062720458

判型

新書

価格

定価:858円(本体780円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介