建築Gメンの住居学―家族の安心と安全な家のために

建築Gメンの住居学―家族の安心と安全な家のために

ケンチクジーメンノジュウキョガクカゾクノアンシントアンゼンナイエノタメニ

講談社+α新書

正義の味方の登場で、住まいの革命が始まる!!
“こんなはずじゃなかった!”ではすまされない。大切なマイホームが危ない!知ってて知らぬふりをする専門家と、法律までもが業者優先だ。今こそ建築Gメンが我々を救う。

この50年を振り返ると、欠陥住宅はなくなるどころか、手を替え品を替えて、相変わらず住まい造りの不正が横行してきた。法律までもが業界優先で、住民の利益はないがしろにされてきたといえる。建築基準法・建築士法・建設業法に違反した人の氏名を、行政側は公表しない建前なので、住民はその「悪貨を駆逐」できないばかりか、不正や瑕疵(かし)(手落ち)を指摘した住民を「奇人変人」扱いして孤立化させて、押しつぶす圧力が業界側から攻撃として仕掛けられてきた。「建築Gメンの会」は、これから良質な住まい造りに、さまざまな形でかわっていくことになる。欠陥住宅ができないように、じかに工事の監理もするが、契約に先立つ相談にも応じていく。最重要課題として、勇気ある有能な「建築Gメン」の育成をかかげている。


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目次

序章 「安全な場所」と「安全な住まい」とは
第1章 住む人の生命(いのち)を脅かす危ない住まい
第2章 専門家を信じすぎたツケ
第3章 住む側に立った世直しの住まい選び
第4章 これからの「団欒」を見直す
第5章 地震・火災・台風に強い住まいの防災
第6章 先人の知恵を生かすエコロジー
第7章 住まいの大寿を全うさせるメンテナンス

書誌情報

紙版

発売日

2001年01月22日

ISBN

9784062720564

判型

新書

価格

定価:858円(本体780円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介