人生の無常を楽しむ術―40歳からの漢詩

人生の無常を楽しむ術―40歳からの漢詩

ジンセイノムジョウヲタノシムジュツヨンジュッサイカラノカンシ

講談社+α新書

熟成された孤独感こそが人間的魅力を醸成する!!
いくつになってもへこまず、自分第一に生きたいもの。本書にあるマンガ漢詩では、李白や杜甫の世界に出会えば、この先を生きる心の準備は万全。人生後半の生き方読本!!

人生は誤算だらけだ。結局は何ひとつ思うようにならん。昔の人は諸行無常といっていたが、この世のことはマジメに考えたってどうにもならない。なるようになるだけだ……こういうとき先人たちは、何を考え、何をして生きていたのでしょうか。人生後半の生き方のヒントを求めて、長年親しんできた漢詩を折にふれ拾い読みしたところ、思わぬ発見をしました。「中国の詩人たちは、人生の無常を楽しんでいたのでは!?」日本人は無常の思いで悲嘆にくれますが、中国の詩人たちは無常と遊び戯れているように思えます。


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目次

第1章 わがままに、自分第一に
第2章 これからどこへ行く
第3章 老境にあこがれる
第4章 大夢を生きる
第5章 退くも一手
第6章 感傷で心を洗う
第7章 うるおいを持ちつづける
第8章 気持ちにゆとりのある人、ない人
第9章 「運」という化けもの
第10章 何が幸いするかわからない
第11章 生もよし、死もよし
第12章 風向きがよくないとき
第13章 自分の居場所
第14章 人生達観法

書誌情報

紙版

発売日

2001年04月19日

ISBN

9784062720700

判型

新書

価格

定価:968円(本体880円)

通巻番号

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介