企業の意思決定のためのやさしい数学

企業の意思決定のためのやさしい数学

キギョウノイシケッテイノタメノヤサシイスウガク

講談社+α新書

リスク予測、リストラ効果も数学的判断が成否の鍵!!

国際化社会で生き残るには企業も人も「勘」に頼っていたらダメ。
キャッシュフローからオプション、ブラック=ショールズまで、苦手な人でもよくわかるよう具体例でやさしく解き明かす!!

バブル経済の時期を境に、この10年で日本企業の経営はずいぶん変わりました。変化の理由の1つには、金融業界をはじめとする規制緩和があると思います。規制緩和により、日本企業も外国企業と同じ土俵で競争せざるを得なくなりました。企業が国際基準で競争するようになれば、従業員も国際基準で競争できるような能力が要求されます。これからはどの企業でも通用する知識と技能を持った従業員が必要とされ、そういう人の多い会社が生き残っていくことになるでしょう。
この、すべての企業に通用する知識とは何でしょうか。パソコンや英語は当然のこと、数学の知識もこれからの時代には必要になると思います。今までのように勘に頼る経営ではなく、数字に基づいた経営を行うために、基礎的な数学の知識が要求されるのです。


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目次

第1章 企業の収益と意志決定機構
第2章 時間の価値を考える
第3章 資本コストとは何か
第4章 経営への金融工学の応用
第5章 企業価値、株主価値とリストラクチャリング

書誌情報

紙版

発売日

2002年02月20日

ISBN

9784062721172

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介