
東京ゲノム・ベイ計画――日本に託された人類の未来
トウキョウゲノム・ベイケイカクニホンニタクサレタジンルイノミライ
- 著: 新井 賢一

融合するバイオとIT!
東京湾が世界を変える!!
ヒト・ゲノム解析の次に必要なタンパク質研究では、日本が世界をリード。創薬の最短コースを突っ走る。人類繁栄への「約束の地」は東京湾。日本復活の日も近い!!
〈主な内容〉
●東京を世界のゲノム研究の中心に
●街に魅力なくして技術革新なし
●ポスト・ゲノムで優位に立つ日本
●ITとバイオの融合した新領域
●すべてに強い日本の生命科学
●世界的な評価を受けるゲノム創薬
●伝統的に強いタンパク質研究
●1200億円の特別研究予算
●25兆円になるバイオ市場
●百花繚乱のゲノム・ビジネス
東京は、ワシントン、ニューヨーク、シリコンバレーの機能を内包している。政治、行政の中心であり、経済、金融の中心であり、先端科学のリード役も担っている。アメリカでは東西に分れている機能が1ヵ所に集中しているのである。
ゲノム分野では、日本が果たす役割は大きい。とくに、創薬に直接結びつくタンパク質研究では、世界を一歩リードしている。東京がアジア・環太平洋の先導役となり、世界の先導役に立ったとき、閉塞感は消え日本は復活する。そして、世界の医療を根本的に変えていくこともできる。それが、21世紀の世界を作り出す原動力にもなっていくはずだ。
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書誌情報
紙版
発売日
2002年02月20日
ISBN
9784062721189
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社+α新書