
ローマ法王の権力と闘い
ローマホウホウノケンリョクトタタカイ
- 著: 小坂井 澄

教徒10億人の頂点に立ち全世界を動かす権力構造!!
第2次世界大戦末期にスターリンはチャーチルに問う。
「ローマ法王は何個師団を持っているのかね」と。
ローマ法王が示す端倪(たんげい)すべからざる力と権威の裏側を暴く!!
- 前巻
- 次巻
目次
プロローグ――ローマ法王の歴史的責任
第1章 19世紀末ヴァチカンの苦悶――ピオ9世からレオ13世へ
第2章 異端狩りに始まる20世紀――ピオ10世
第3章 タンクと毒ガスの戦乱の果て――ベネディクト15世
第4章 ムッソリーニとヒトラーと法王――ピオ11世
第5章 大虐殺に沈黙、反共に大号令――ピオ12世
第6章 「現代化」公会議までの長い道――ヨハネ23世
第7章 ピルとコンドームへの挑戦――パウロ6世
第8章 暗殺説乱れ飛ぶ法王庁の闇――ヨハネ・パウロ1世
第9章 「これからはイスラームだ」――ヨハネ・パウロ2世
エピローグ――弱者の大量死を救えるか
書誌情報
紙版
発売日
2002年02月20日
ISBN
9784062721202
判型
新書
価格
定価:858円(本体780円)
通巻番号
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社+α新書