
金融破綻に備える個人資産の危機管理
キンユウハタンニソナエルコジンシサンノキキカンリ
- 著: 山口 敦雄

どうやったら自分の力で「預金」を守れるのか!?
テロや震災などの事件、銀行の倒産、大企業の経営破綻、生保破綻、損保破綻、日本版401kの導入など、個人資産のリスクは増大。何をあてにしたらいいのか!!
●バブル崩壊と日本型経営の崩壊
●世界的な資本主義の危機
●日本の金融システムは弱いのか
●銀行統合・合併時の「電算リスク」
●ペイオフは預金の危機なのか
●預金防衛術はあるのか
●外国銀行への預金は有利か、不利か
●401kにはどんなリスクが
●安全なはずのMMFが元本割れの理由
●日本版ビッグバンと資産リスクの拡大
かつて銀行は安全だといわれていた時代は、もう昔のこととなってしまったのか。銀行が倒産の危機に追い込まれるなどということは、バブル前までは信じられなかった。
預金までもが、自己責任の原則が求められるようになってきた。自分の力で「預金」を守り通さなくてはならない。「銀行も潰れる時代」、正直いって物騒な時代になってしまったのだ。
ペイオフが解禁された以上、それに対しての備えを私たちはしなくてはならない。
預金、老後資金、401k、株取引も危ない。どこにお金を預ければよいのであろうか。
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目次
第1章 ウォール街の悪夢
第2章 テロ・戦争・地震、そのとき大銀行は
第3章 ペイオフは預金の危機なのか
第4章 ペイオフ解禁――預金者はお金をどう守るのか
第5章 401kにはどんなリスクが
第6章 株式投資のリスクにどう備えるか
第7章 個人資産の危機管理
書誌情報
紙版
発売日
2002年04月18日
ISBN
9784062721318
判型
新書
価格
定価:858円(本体780円)
通巻番号
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社+α新書