名人庭師 剪定・整姿の知恵袋

名人庭師 剪定・整姿の知恵袋

メイジンニワシセンテイセイシノチエブクロ

講談社+α新書

素人にもできる庭づくりの名人の技とコツを全公開!!

初心者でもらくに取り組めるやさしい剪定・整姿の方法をベテラン庭師があますところなく語った。基本さえわかれば“こんなに簡単なのか”と、目からウロコのコツ満載!!

●樹木は剪定してこそ美しい
●技づくりに欠かせない芽
●生理に逆らって剪定するな
●まず枯れ枝からはさむ
●樹形づくりに必要な切り戻し
●枝や葉の量を等分にする
●下向きの枝ばかりを残さない
●太枝の枝おろしは2度切りする
●花木の刈り込みは花後すぐに
●2~3年に1度は懐の整理を

長いあいだ造園の仕事にかかわってきて、木づくりは子育てと一緒だと、最近、つくづく思うようになった。若木や若枝のうちに手をかけてやれば、必ずいい木に育つ。成人(成木)になってから無茶をしたらだめだ。なかなか思うようにはいかない。
過保護に扱うのと、手をかけるのとはわけが違う。剪定はいい木を育てるための必須作業だ。といって、ところかまわずはさめばいいというものではない。剪定は基本的な知識やポイントさえつかめば、そうむずかしい仕事じゃない。不精をしないで、小透かしを行っていれば、庭を占領するほど木が大きくなりすぎて手をやくこともない。
木とじっくり向き合えば、その木がどこをはさんでほしいと望んでいるかもわかるようになる。これは本当だ。本書には剪定上手になる知恵が満載だ。


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目次

第1章 剪定、整姿のコツ
第2章 剪定、整姿のテクニック
第3章 樹種別の剪定、整姿

書誌情報

紙版

発売日

2002年08月19日

ISBN

9784062721462

判型

新書

価格

定価:968円(本体880円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介