
「考える力」がつくやさしい数学
カンガエルチカラガツクヤサシイスウガク
- 著: 岡田 正彦

身近で役に立つ数学は頭をやわらかくする!!
数式を丸暗記しても数学は永遠にわからない。
ひらめき、デタラメ、いいかげんといった柔軟な数学的発想が、世の中を正しく分析・予測している。考えることが楽しくなる本!!
数学は生活の隅々で役立っています。生命保険の掛け金は、年齢や病気の有無によって違います。人間の寿命は、年齢、肥満度などから、かなり正確に計算することができるのです。株や投資信託では、過去の景気の変動から情報を読み取り、それをもとに将来の景気を予測することもできます。
数学は、病気の診断にも役立っています。心電図検査は多くの場合、コンピュータが診断しています。この検査は判定が難しく、専門医も多くありません。それを数学が見事におぎなっているというわけです。
本書で取り上げるのは、純粋な数学の話ではありません。身近で役に立つ数学を、楽しみながら考えてみようというものです。そのため、できるだけ現実的な話題を取り上げ、やさしく、かつ深く理解できるように工夫しました。
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 平均値いろいろ
第2章 因果関係がわかる
第3章 リズムを読み解く
第4章 デタラメの数学
第5章 デジタルを考える
第6章 未来を予測する
第7章 数学が世の中をおもしろくする
書誌情報
紙版
発売日
2002年08月19日
ISBN
9784062721486
判型
新書
価格
定価:858円(本体780円)
通巻番号
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社+α新書