F1 影の支配者ーホンダ・トヨタは勝てるのか

F1 影の支配者ーホンダ・トヨタは勝てるのか

エフワンカゲノシハイシャホンダトヨタハカテルノカ

講談社+α新書

ホンダとトヨタが300億円を投入!
F1戦争の苛烈な内幕!!

F1は、技術の闘いの場であると同時に、「支配された」巨額マネーの闘いの場でもある。そこに復帰・新規参戦したホンダとトヨタを待ちうける支配者の厚い壁!

この本で私が一番書きたかったのは、バーニー・エクレストンという人物についてである。
F1を現在のようなビッグビジネスへと育て上げた功績ということももちろんあるが、それ以上に、権力への執着というか、すべてを我が手の内に収めようとする彼の飽くなき態度に興味があったからだ。実際、そういった部分に興味を抱き、彼のビジネスの内幕を探ろうとする者は少なくないようだが、それは必然的にF1界のタブーと言われる部分にふれることとなり、いろいろ困難な事態とも直面する。
たとえば2001年に封切られた『ドリヴン』というCART映画。これも、シルベスター・スタローンはF1で撮りたかったのだが、エクレストンが握っている様々な権利関係が障害となって断念したのだという。


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目次

第1章 バーニーズ・ゲーム
第2章 F1とは何か
第3章 スポンサーマネー
第4章 チームの栄枯盛衰
第5章 自動車メーカーという存在
第6章 ホンダとトヨタ
第7章 日本とF1ブーム

書誌情報

紙版

発売日

2002年10月18日

ISBN

9784062721585

判型

新書

価格

定価:968円(本体880円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介