
国債が変わる 国債で儲ける
コクサイガカワルコクサイデモウケル
- 著: 山口 敦雄

デフレ時代は国債が一番有利、新型国債は安全確実な投資!!
株は損するばかり、銀行は超低金利。こうなると、元本保証で利率がある商品は国債しかない。しかも、2003年2月から、有利な完全個人向けの国債が登場するのだ!!
ここ数年、「国債暴落」の懸念が囁かれている。しかし、実際には現在の国債価格は暴落どころか、「暴騰」の状況が続いている。
東京証券取引所の10年国債先物価格は、1990年に90円前半だったが、2002年8月中旬現在、140円台で推移している。
株式や不動産価格が大幅下落し続けたが、国債価格高騰し続けてきたのだ。つまり国債を大量に保有する銀行などの金融機関は、国債では儲けてきたのである。
個人の場合、国債は満期まで保有するのが基本で、金利が上昇して、国債価格が下落しても、元本保証である。純粋に国債を金融商品としてみると、安定的に利益を稼げる、なかなか魅力的な金融商品だ。
- 前巻
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目次
第1章 国債とは何か
第2章 国債とケインズ政策
第3章 「国債暴落」の可能性はあるか
第4章 国債安全神話の崩壊
第5章 日本国債格下げの波紋
第6章 日本破綻で米国も連鎖破綻する日
第7章 株でダメなら国債で儲ける!
第8章 日本経済の将来と国債
書誌情報
紙版
発売日
2002年10月18日
ISBN
9784062721615
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
ページ数
224ページ
シリーズ
講談社+α新書