
日本語のうまい人は英語もうまい
ニホンゴノウマイヒトハエイゴモウマイ
- 著: 角 行之

TOEICと日本語能力テストの得点は比例する!!
英会話上達のポイントは文法でも構文でもなくキーワード。
舌がからまりそうな発音に四苦八苦するより、日本語で得意分野を強化して、コミュニケーションの達人に!!
●「キーワード式会話術」とは
●日本語能力とTOEICの関係
●実用英検1級の無残
●構文ではなく「キーワード」
●国語と外国語で違う文法の重要性
●TOEIC高得点者の構文
●日本語が下手な帰国子女の英語は
●日本文化に自信がある人の英語は
●中高年の話がわかりやすい理由
言葉は意志疎通の手段であるが、単位時間当たりの言葉の数が問題になるわけではない。むしろ、文脈と、その文脈を構成するキーワードを的確に選ぶ能力が問題になる。これは言語の種類とは、本質的に無関係である。
こんなことからも、「日本語のうまい人は英語もうまい」ということがわかる。これらの実験を通じて、日本語の確かな人が精進すれば、TOEICで高得点を望むことができる、との確信を持っている。母国語は慣れの問題ではないが、外国語は慣れの要素が大きいからである。
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書誌情報
紙版
発売日
2003年03月19日
ISBN
9784062721875
判型
新書
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社+α新書