ここまで「痛み」はとれる―ペインクリニックの最新医学

ここまで「痛み」はとれる―ペインクリニックの最新医学

ココマデイタミハトレルペインクリニツクノサイシンイガク

講談社+α新書

頭痛、腰痛、五十肩、がん、すべての痛みよ、サヨウナラ!!

麻酔専門医で、ペインクリニック認定医でもある著者が「痛み」の治療法を症例別に一挙紹介。鎮痛薬からモルヒネなどの麻薬まで、使われ方と副作用がわかる一冊。

●痛みに強い人・弱い人
●麻酔医と麻酔科医
●ペインクリニックと神経ブロック
●安全な頭痛・危険な頭痛
●腰痛の治療法
●術後の痛みはコントロールできる
●ストレスと痛み
●モルヒネ内服薬の副作用
●モルヒネの誤解をとく
●がんの痛みの治療 Q&A

痛みは脳で感じているが、脳は数多くの情報のうち、1000万分の1程度の、生命活動に重要なものを最優先で処理している。女性の約95%、男性の約90%が、なんらかの頭痛を経験している。現在、慢性頭痛患者は約3000万人いると推定され、その9割は医者にはかからず、市販薬での治療や、何もしないで我慢しているのが実情でる。また、人類が2本足歩行になり、私たちは、腰痛という病気から逃れられない宿命を負ったといえる。本書では誰もが経験する頭痛、現代病の代表でもある腰痛、五十肩や痛風、そしてがんの痛みなどについて解説し、薬物療法と、ペインクリニックの最新医学から、その治療法を紹介している。それが、痛みで苦しんでいる人や、今後、突然の痛みにおそわれた場合に、少しでも役立てられればと願っている。


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2003年04月17日

ISBN

9784062721899

判型

新書

価格

定価:858円(本体780円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介