大阪あほ文化学

大阪あほ文化学

オオサカアホブンカガクオモロイヤツガエライ

講談社+α新書

アホになりきれる強さがほんものの文化を創る!!

東京(巨人)と大阪(阪神)はこんなに違う!だから、こんなにスゴイ!
文化、暮らし、ものの言い方、考え方、気質など、その違いを徹底比較。
なぜ大阪がパワフルなのかがわかる一冊!

あっと驚かすことをいつも考えているのが商人。人を喜ばせることがサービスと信じて疑わない町、大阪。
「大阪では『オモロイ』というのが最大のほめ言葉。『オモロイ』ものが極限まで集積したのが道頓堀の風景」大阪のCMのコンセプトは「わしゃアホや。そやけどあんたもアホや」。この視点の低さが共感を呼ぶ。外からは「金に頭を下げる」と見られる関西だが、そこから見えてくるのは、儲けにもならないのに親切にしてしまうという、なんともお人好しの素顔でもある。
応援なのか、絶叫なのか。とにかく熱狂的といえば、甲子園の阪神ファン抜きには語れない。トラ文様のハッピ姿で、メガホンを叩き鳴らす。球場がどよめく。そのフィーバーは尋常ではない。「関西人のバイタリティの象徴ですわ」と団長は胸を張る!!

●すべて値切ってなんぼ
●「タコ」をこよなく愛す
●漫才、落語はオモロイモン勝ち
●「ええもん、つくんなはれ」
●ルール嫌いの大阪人気質
●「いらち」という活気
●東の「イキ」、西の「スイ」
●こてこて文化のシンボル
●「ネオ方言の時代」
●「生き金」を使うこと


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書誌情報

紙版

発売日

2003年09月20日

ISBN

9784062722162

判型

新書

価格

定価:858円(本体780円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介