100年住める家のつくり方

100年住める家のつくり方

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講談社+α新書

安心できる家と安心できない家のつくり方、ここが違う!!

第1に住み心地のよさ。第2に地震などの災害から家を守ること。第3に防犯。第4に住宅の欠陥保障。そして100年以上長持ちする家づくりが究極の安心につながる。

これまでに、いろいろな建築のデザインを手がけてきましたが、ぼくにとってもっとも興味深く、そして難しいのが住まいのデザインといえそうです。
21世紀にはいって、我が国の住まいづくりは、これまでのどちらかといえばつくり手、売り手主導から、住み手主導の時代へと展開しつつあります。住宅購入者の保護を目的として、住宅の品質と性能の向上をはかるため、2000年に制定された「品確法」は、まさに画期的な新法といえます。 このような新法をはじめ幅広い知識があってこそ、住み手主導の住まいづくりができるのではないでしょうか。 そこで、大げさにいえば、ビッグバンのように拡大した、住まいへの知識全般と住まいづくりについて、ぼく自身の体験も含めて、できるだけわかりやすく説明しました。

●住まいには「へそ」が必要です
●悪条件の敷地に、広く使える家
●安全な階段と危険な階段
●広さの目安は1人9坪
●天災は忘れたころにやってくる
●階段は左回りで火から逃げる
●災害に弱い危ない間取り
●泥棒もあきらめる10分間
●暖房費のいらない家づくり
●100年以上長持ちする家づくり


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書誌情報

紙版

発売日

2003年11月22日

ISBN

9784062722230

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介