50名山の歩き方 名景の撮り方

50名山の歩き方 名景の撮り方

ゴジュウメイザンノアルキカタメイケイノトリカタトザンナンイドサツエイポイントツキ

講談社+α新書

山岳写真の絶景ポイントと最善コースをガイド!!
御来光、雷鳥、お花畑、ピークなど、撮影に最適の季節や時間、三脚を立てる位置、カメラ、フィルムの選択まで解説。初心者からベテランにも役立つガイドブック!!

写真撮影に関しては、涸沢岳(3110m)は奥穂高以上に価値ある撮影地といえる。ジャンダルムを写すにも角度がよく、穂高の全体も画面におさまる。北穂高が眼前に迫り、登山者の姿も確認でき、槍ヶ岳も一緒に写せる。山頂より西のピークに移動すると、滝谷が眼下に見えるし、笠ヶ岳の形がよい。「穂高岳山荘」からの登山路は危険個所もなく、南むき稜線で日当たりがよいので、春の雪どけもほかより早い。穂高主稜線には適当な間隔でピークが連なっているため、撮影レンズは標準系1本でも間に合わせられるほどで、長焦点と広角があれば十分だ。三脚を持参せず、低速シャッターで写す場合のカメラブレを防ぐには、岩の上にザックやタオルを置いてカメラをすえ、水平を保ちながら慎重にシャッターを押す。

●峡谷の撮影は上流にむかって撮る
●残雪期に写したい五龍の大岩壁
●スイス庭園を通りギリシャ庭園へ
●撮影山行には笠新道を下降路に
●ジャンダルムは夕日が似合う
●富士山と北岳が並んで写せる
●南アルプス1番のお花畑に遊ぶ
●中央・北アルプス全体が写せる
●雲海に浮かぶ月山と鳥海山
●花を撮るためのカメラ機材の準備


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書誌情報

紙版

発売日

2004年04月22日

ISBN

9784062722483

判型

新書

価格

定価:964円(本体876円)

通巻番号

ページ数

232ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介