新しい二世帯「同居」住宅のつくり方

新しい二世帯「同居」住宅のつくり方

アタラシイニセタイドウキョジュウタクノツクリカタ

講談社+α新書

2世帯住宅は鬼の住み処(すみか)だ!「同居」住宅で家族は再生する!!
「2世帯住宅反対!」を公言してはばからなかった著者が提案するのは「親子共働住宅」。家の建て方と同居のルールづくりで、本来の日本の家族と住まいのあり方を実現!

本書をようやく書き終えて一息ついた朝、故郷の岡崎から母が亡くなったという報せを受けた。母を失い、私は改めて「母の居場所」を思った。現代の長寿社会について、家族のありかたについて考えた。身近に心を配ってくれる家族がいれば、どれほど心強いものだろう。困ったときに頼れる両親や、窮したときに支えてくれる兄弟姉妹がいればどんなに安らぐことだろう。そんな安心や温もりこそが、家族のきずなであるに違いない。子夫婦との同居、親夫婦との同居にあたっては、不安を感じることも多いだろう。不自由や束縛を感じてためらう人も多いだろう。しかし、それでも一緒に暮らせば安心だ。一緒に暮らすからこそ家族、だからこそ同居、なのである。

●2世帯住宅は「鬼の住み処」だ
●最大のメリットは「安心」
●親と子の経済力は逆転する
●同居に相性は関係ない
●バスは2つ、トイレは3つ
●住まいの「肝」「心」「要」
●嫁の前でオナラをしてもよいか
●息子が帰るための巣箱型同居住宅
●もっとも単純な「体育館型住宅」
●いつかは自分が介護してもらう家


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2004年06月19日

ISBN

9784062722599

判型

新書

価格

定価:964円(本体876円)

通巻番号

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介