朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論

朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論

アサヒシンブンキシャガカイタアメリカジンアホマヌケロン

講談社+α新書

新聞では全部ボツにした危ない話・本当すぎる話!!
アメリカを動かすのはネオコンでも中道派でもない!全米200以上の街で取材した特派員ルポの集大成。日本人が知らないアメリカの「深奥部」の底流に迫る!

朝日新聞には、世界各地の特派員が日々の生活を書きつづる、軽い内容の連載コラムがあった。「特派員メモ」という。人気のある名物コラムで、僕も何本か、ばかばかしいのを特に選り分け、書き送った。手前味噌を許してもらえば、読者からちょっとした好評を得た。それならば、もっと自由に、たくさん書いてみようと、会社の看板を忘れて書きためていったのが、このメモである。ただ、自分の目で確かに見たこと、歩いて感じた空気だけは、自信をもって伝えることができる。世紀の接戦となった大統領選挙を間近に取材し、デトロイトの危険なゲットーを、夜、用もないのに徘徊し、そのどちらもそれなりに楽しんできた記者は、そんなに多くはないはずだから。

●日本人が右往左往するアメリカ流
●チップが難しい本当のわけ
●世界一こわい場所
●日本人を見分ける方法
●悲しき社畜電車
●アメリカ人のトイレの作法
●白人が誇りを保つ最後のスポーツ
●善意の集合体から飛んでくる爆弾
●戦時下でも、笑っていいとも
●アメリカ白人はアホでマヌケか?


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書誌情報

紙版

発売日

2004年07月22日

ISBN

9784062722674

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介