「善玉」「悪玉」大逆転の幕末史

「善玉」「悪玉」大逆転の幕末史

ゼンダマアクダマダイギャクテンノバクマツシ

講談社+α新書

竜馬、西郷、井伊、慶喜、勝海舟らの功罪の真実!!
幕末、米国民が師とあおいだ武士(サムライ)とは誰か!?
歴史は勝者が作る。そして、150年後に初めて明かされた驚愕の事実……歴史が変わる!!

瀬戸内海で夜間航海中の紀州船に、その5分の1以下のボロ船を衝突させ、本来ならば船長室にいるべき竜馬が偶然にも甲板に立ち、衝突するや、自分のボロ船「いろは丸」から紀州船の甲板にいち早く乗り移り、航海上の重要書類を没収した。そして、船に不慣れな紀州船の乗員たちに対し、「当直士官が甲板にいなかっただろう」などと誘導尋問を行い、のちの賠償裁判を有利に運ぼうとした。本来ならば、まず賠償問題よりも、乗組員の安全を確保する方が先であろう。だが、その必要はなかったらしい。なぜなら、全員無事に、「自分で救助されていた」からである。

●司馬遼太郎の大誤解
●「特殊部隊の頭領」西郷隆盛
●米国民が師とあおいだ小栗忠順
●パークスが止めた江戸城総攻撃
●竜馬の死が必要だったわけ
●武士道を近代化した河井継之助
●ホラ話で歴史を変えた勝海舟
●真の「ラスト・サムライ」松平容保
●史上最大の汚点「将軍」徳川慶喜
●わずか10名が獄死した「大獄」


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書誌情報

紙版

発売日

2005年01月22日

ISBN

9784062722964

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介