アメリカ一国支配の終焉

アメリカ一国支配の終焉

アメリカイッコクシハイノシュウエン

講談社+α新書

アメリカは覇権主義を覆す、その時日本は!?
ブッシュ&小泉同盟の末路がすっきりわかる!
イラク攻撃の後遺症でアメリカ帝国主義が壊滅するまでの驚愕のシナリオをすべて書く!

ブッシュ政権は覇権国家的色彩を一層強め、また、米国一国支配、単独行動主義を一段と定着させることになった。しかし、対アフガニスタン戦争では、いまだに米国の完全勝利は実現しておらず、ウサマ・ビンラディンの身柄拘束も達成できていない状況である。対イラク戦争では、ドイツやフランス、ロシア、中国などの支持を得られないまま強行突破を企てたが、イラク戦争の大義名分であった「大量破壊兵器の存在」は結果的には誤りであったことが判明し、サダム・フセインとウサマ・ビンラディンとの強い結び付きを証明することもできなかった。(中略)日米同盟を最重視することは、結果的に対EU、対アジアとの関係を希薄化させてしまう。国際協調や多国間主義という視点は、米国だけでなく日本にもまさに該当するのである。

●私の古巣を襲ったテロ
●崩れさる覇権主義
●取り残される日本
●価値観の押し売り
●目にあまる驕慢
●ブッシュが直面する経済危機
●国際ルールを無視
●論理矛盾する「世界の警察官」
●日に日に裸の王様に
●いつまでブッシュに追随するのか


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書誌情報

紙版

発売日

2005年02月23日

ISBN

9784062722995

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介