
老後の費用はいくらかかるか
ロウゴノヒヨウハイクラカカルカテイネンゴノネンキンセイカツ
- 著: 佐藤 立志

収入源の年金は実質手取りで考えよう。
老後に待ち受ける意外な出費と年金の行方!!
「いくらもらえるか」ばかりが話題になるが「いくら払うか」は知らないことだらけ!!
限られた年金であるならば、「いくらもらえるのか」といういままでのマスコミ報道よりも、「手取りとして、いくら手元に残るのか」という情報のほうが実は有意義なのである。年金もしっかり課税の対象になっているから、老後を考えるうえでは、「手取りの年金額」と「どれだけの支出」があるのかを考えなければならない。(中略)年金が少なくても家をもっていたら固定資産税を払わなければならないし、介護保険は死ぬまで払わなければならない。もらえる年金の額は、どこのマスコミが計算しても増えることはないわけで、それなら老後のコストを事前に予測しておいて、対応を考えていたほうが賢明であろう。本書は、手取り年金と老後のコストについて書いているので、「あわてない老後」に役立ててほしいものである。
●老後を乗り切る3つの「ず」
●自動車をもたない選択も必要
●退職金で無理な運用はしない
●年金収入は雑所得扱いになる
●縮小される65歳以上の控除
●扶養親族等申告で年金が増える
●マクロ経済スライドが年金を圧縮
●臆せず利用したい生活保護
●生活保護で社会保険料も免除
●1年だけ厚生年金に入る裏技
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2005年03月19日
ISBN
9784062723053
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
通巻番号
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社+α新書