
はじめて知る仏教
ハジメテシルブッキョウ
- 著: 白取 春彦

仏の命を見出すための仏教入門
世俗の欲を捨て自然体で生きる知恵!!
ベストセラー『仏教「超」入門』の著者が、「仏教は難解だ」という社会的通念を打ち砕く!
仏を神のように思うというのも同じで、文字と形容にだまされた結果に過ぎない。仏についての比喩や誇張は独特な形容ばかりにとらわれ、仏そのものを見ずに、尊敬から生まれてきたに過ぎない多くの比喩・饒舌な誇張から還元した存在を作り出し、それを仏だとする愚かな行為である。そのあげく、身長が4.6メートルもあって金色の肌を持った仏像が出てくるわけである。仏とは、観念上の神や想像上の存在としての仏像のことではない。仏とは、たんに悟った人のことであり、人間として最上の人格を備えた人物に過ぎない。けれどもそれは、偉く見える人のことではなく、本当に真人間として生きている人のことなのである。
●生きること自体が修行である
●気をつけて行い執着を超えよ
●悟りは誰の手にも必ず届く
●仏とはたんに悟った人のこと
●涅槃(ねはん)とはある深い安穏
●「生と死」は全く別物か!?
●仏教が神道より根付いた理由
●仏道に必要なのは真っ直ぐな心
●仏教の救いとは内面からの救い
●人間の出所は神である
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書誌情報
紙版
発売日
2005年06月22日
ISBN
9784062723237
判型
新書
価格
定価:922円(本体838円)
通巻番号
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社+α新書