「日中友好」は日本を滅ぼす!

「日中友好」は日本を滅ぼす!

ニッチュウユウコウハニホンヲホロボスレキシガオシエルダツチュウゴクノホウソク

講談社+α新書

領土、靖国、教科書問題を超える日本の視点
「反日」暴動は歴史からの警告だった!!
古代史以来の“中国文明コンプレックス”がハラリと落ちる、衝撃の日中関係史!!

飛鳥時代から江戸時代に至るまでの、日本の「治」「乱」の変遷をこう見てみると、やはり、日中関係の深さに関連するように思えてならないのである。天智天皇の近江朝廷、清盛の平家政権、秀吉の豊臣政権、中国と深く関係した政権はことごとく短期間で崩壊したのに対し、中国と没交渉か関係の薄い平安時代、江戸時代において、日本史上もっとも平和な“繁栄の時代”を享受できたのはなぜだろうか。近・現代史においても、この不思議な関連性がはっきり見て取れる。……昭和20年の終戦から47年の日中国交回復に至るまでの27年間、日本はふたたび中国大陸と隔離された関係にあった。そして、この期間、日本は驚異的な高度経済成長を成し遂げ、戦後の繁栄を築き上げる“黄金の時代”となった。これは一体、どういうことだろう。

●仏教に隠された大和朝廷の戦略
●中華を超えて「日本文明」が誕生
●日本は「もう1つのヨーロッパ」
●「脱亜入欧」による明治国家の自立
●「アジアとの提携」は災いの元
●台無しにされた聖徳太子の遺産
●日本は「潜在的敵国」である
●米中二大国の論理がぶつかる時
●日本企業の受難はこれからだ
●さらば、幻の「日中友好」時代


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書誌情報

紙版

発売日

2005年07月22日

ISBN

9784062723275

判型

新書

価格

定価:922円(本体838円)

通巻番号

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介