
クラシック 名曲を生んだ恋物語
クラシックメイキョクヲウンダコイモノガタリ
- 著: 西原 稔

世界的大作曲家26名の“愛の形”と旋律の関係
恋の逸話(エピソード)からはいる!名曲の今風味わい方!!
創作へと駆り立てられたモチベーションとは?名曲の美しさと個性はこうして生まれた!
この本は、大作曲家26名をとりあげて彼らの愛の形と名作を紹介し、クラシック音楽への入門とすることを目的としている。世界の文豪や画家などがそうであったようにベートーヴェン、ハイドン、モーツァルトなどの作曲家も、その愛の形を見ると、その作品がそうであるように、個性豊かで独特で、内側から止みがたき創作への衝動と、愛の迸(ほとばし)りは同じところに発しているように思われる。それはときに純愛であり、破綻愛であったり、不倫愛になってしまったのだろうが、それは名曲を生み出した原動力になっている。いま、初めて語られるクラシック名曲に因んだ愛と結婚、そして出会いと別れがつぶさに明かされている。
●何ゆえか女性に愛された醜男
●ショパンの音楽には失恋の響きが
●理由なき婚約破棄をしたブラームス
●チャイコフスキーの衝撃の愛!
●愛なき衝動結婚に生きたハイドン
●創作の糧にしたドビュッシーの愛
●猛女悪女に惹かれたシュトラウス
●姉妹との愛に戯れたモーツァルト
●純情一路か、奔放な遍歴に走るか
●芸術家を創作へと突き動かす力
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書誌情報
紙版
発売日
2005年09月22日
ISBN
9784062723374
判型
新書
価格
定価:964円(本体876円)
通巻番号
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社+α新書