知らないと危ない麻酔の話

知らないと危ない麻酔の話

シラナイトアブナイマスイノハナシ

講談社+α新書

歯の治療もけがの縫合も麻酔のない手術はない
日本で唯一!みんなのための麻酔がわかる本
ありふれた手術にひそむ麻酔のリスクを回避するために、これだけは知っておきたい!

麻酔は多くの患者に恐怖と幻想を吹き込みます。麻酔はしばしば手術より大きな恐怖や不安を抱かせるという調査結果があります。術前の不安に関する調査では、患者の関心事の上位10位の中で、8位までは麻酔に関するもので、手術そのものは含まれていませんでした。毎日のように新聞、雑誌やテレビなどで麻酔に関連した惨劇が報告され、患者は、自分自身や愛する家族の麻酔のリスクや合併症に対して、以前にも増して不安を抱いています。これらの惨劇が日常茶飯事なのか非常にまれな出来事なのか、彼らには知る術もありません。防げるものか防げないものかも、わかりません。どのような人が安全な麻酔を行うのか、どのような手術室が安全なのか、見分けることもできません。

●無資格の者も麻酔を行っている
●資格によって手術の結果が違う
●麻酔科医との面談で何が変わるか
●子どもの麻酔はリスクが高い
●病院選びが生死を分ける
●高齢者に与える麻酔の影響
●麻酔を何度も受けるのは危険?
●術中に麻酔から覚める可能性
●麻酔薬の「適量」はどう決める?
●麻薬を使うと中毒になる!?


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書誌情報

紙版

発売日

2005年10月22日

ISBN

9784062723404

判型

新書

価格

定価:964円(本体876円)

通巻番号

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介