中国が「反日」を捨てる日

中国が「反日」を捨てる日

チュウゴクガハンニチヲステルヒ

講談社+α新書

胡錦濤・中国、小泉・日本、すれ違いに潜む真実!
日中対立を声高に、意図的に煽る人に気をつけろ!
大げさな宣伝に惑わされず自分の頭で考え、今こそ切り開け、日中の新たなる時代を!!

日中関係は何故これほど険悪になったのか!?中国では日本が歴史の責任を認めず謝罪を拒んでいると言われ、また、日本では中国が軍事大国化して日本の国益を侵そうとしているという宣伝が行われている。しかし、これらの主張は両国の一つの側面を誇大化することで、対外強硬派の勢力伸長など特定の目的のために散布されている面もある。声高に語られる言葉にこそ注意が必要だ。今こそ、日中関係の過去、現在、未来を、もう一度見つめ直し、大げさな宣伝に惑わされず、自分の頭で考え、日中の新たな時代を切り開かなければならない。この本は、そのために現在の問題を中心に日中関係が悪化した理由を見極め、判断材料を提供することを意図したものである!

●小泉総理の「一国民としての参拝」
●「反日」デモは自発か、動員か!?
●日本が強硬なら中国も強硬に
●胡錦濤主導下の対日関係緩和
●呉儀副首相「ドタキャン」騒動
●強硬派を頼む江沢民の対日外交批判
●サッカー「反日」騒動の衝撃
●キャンパスが民族主義の温床
●拡大するインターネット世論
●ナショナリズムのゲームに終止符を


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書誌情報

紙版

発売日

2006年01月25日

ISBN

9784062723480

判型

新書

価格

定価:964円(本体876円)

通巻番号

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介