「名君」「暴君」大逆転の戦国史

「名君」「暴君」大逆転の戦国史

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講談社+α新書

信玄、家康、光秀、早雲、道三たちの人間力の真実
山内一豊は善将。石田三成の軍略!歴史が変わる!!
埋もれていた資料から歴史を徹底的に再構築!NHK大河ドラマで戦国史を2年連続放映!!

山内一豊といえば、真田幸村や大谷吉継のような名将でもなければ、福島正則や加藤清正のような勇将でもない。けれども、これらの名将の多くが40代で世を去っていくなかにあって、この山内一豊は59歳まで生き続け、順調に出世していった。織田信長の馬廻り衆としてわずか50石の下級武士から身を起こし、死亡したときには、徳川家康の外様大名の1人として、土佐浦戸の20万2000石の領主の座にあったのである。孫子のいう「善将」とは、あるいは一豊のような人物をさしているのかもしれない。

●妻のへそくりは必要だったか
●川中島へのインフラ整備
●謙信に与えた逃げ道
●領民重視の租税政策
●「ほととぎす」とは誰か
●光秀の全国行脚の狙い
●全国10ブロックの統治システム
●道三と早雲の大きなちがい
●「社長室長」としての権威と所得
●「三本の矢」の真実


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書誌情報

紙版

発売日

2005年12月22日

ISBN

9784062723510

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

208ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介