なぜ「耐震偽装問題」は起きるのか

なぜ「耐震偽装問題」は起きるのか

ナゼタイシンギソウモンダイハオキルノカ

講談社+α新書

緊急出版!!1万件を見抜いたプロが教える!

買った人もこれからの人も必見!
あなたの家は大丈夫?欠陥マンションを掴まないためにできること!
「大手だから安心」はウソ!!

設備(お化粧)にお金をかけたぶんのしわ寄せを、建物の「耐震性」や「耐久性」、あるいは「可変性」「メンテナンス性」や「階高(天井高)の圧縮」など、本来は建物の性能にとってもっとも大切な、本質的な部分のグレードダウンや、間取りプランの簡略化による戸数稼ぎという手法で行うことになります。「お化粧上手」で「設備過剰」なマンションが売れていく。ともすると、けっして「健康体」ではなく、無理なダイエットで骨がスカスカの「骨粗鬆症マンション」が供給され、売れてしまう。このような負のスパイラルがいま、マンション販売の現場では起こっています。だれも幸福になれない仕組みが、延々とつづけられているのです。

●「犯人探し」よりも重要な問題
●殺人マンションを造らせない方法
●居住者はどうすべきか
●「偽造」「偽装」は見破れるか?
●これから買う人はどうする?
●「売れるマンション」ができるまで
●「骨粗鬆症マンション」の増加
●「劇場化」するモデルルーム
●明暗を分けたマンション管理組合
●真犯人はだれなのだろう?


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書誌情報

紙版

発売日

2005年12月28日

ISBN

9784062723602

判型

新書

価格

定価:859円(本体781円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介