
ジャズCD必聴盤!わが生涯の200枚
ジャズシーディーヒッチョウバンワガショウガイノニヒャクマイ
- 著: 岩浪 洋三

スイング、モダン、ヴォーカルのジャズ遺産!
ジャズと人生の“出会い”こそが重要なのだ!!
斯界の大御所が評論家生活40年を通して選び抜いた、アーチストの人生が反映された200枚
“名盤何百選”といったジャズ・ブックはいくつか出版されているが、先日もそういった本をたずさえて、レコード店でCDを探しているジャズ・ファンを見て、ちょっと複雑な気持ちになった。みんながみんな、評論家が推薦する同じ名盤ばかりを一斉に聴いている。そんな何千人ものジャズ・ファンの姿を想像すると、なんだか不気味な光景に思えてくる。ぼくが書いた本書は、“名盤200選”ではなく、むしろそれに背を向けた、“自分にこだわった200選”である。……誰もが推薦する定番のような名盤ではなく、日本では無視されたり、過小評価されているが、たまたま聴いたら、こんなすてきなアルバムもあったのかと、まるで金鉱を掘り当てたような幸せな気分になったアルバムもピックアップしてみた。
●秋吉敏子の追っかけから始まった
●バードの真実は音楽の中にしかない
●堂々たる“ボス・テナー”、アモンズ
●チャノ・ポゾのコンガが凄い!
●“ビッグ・バンドの人”ガレスピー
●デュークにはジャズのすべてがある
●A・テイタムはソロで聴くに限る
●美空ひばりのみごとなグルーヴ感
●涙せずにいられない、最高のビリー
●R・クルーニーにみる理想の境地
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書誌情報
紙版
発売日
2006年03月22日
ISBN
9784062723671
判型
新書
価格
定価:964円(本体876円)
通巻番号
ページ数
240ページ
シリーズ
講談社+α新書