
社会人のための「本当の自分」づくり
シャカイジンノタメノホントウノジブンヅクリ
- 著: 榎本 博明

わたしの人生、もっと面白くなっていい!!
見たことない!こんなに役に立つ心理学!
自己とは「自分が主人公の物語」である。
「探す」より「つくる」で満足と納得を手に!
かつては自己を社会につなぐことをめぐる葛藤は、青年期特有の心理現象とみられていました。ところが、今やそれは10代後半から20代の若者に限らず、30代の人々の間にも幅広くみられるものとなりました。定職をもち、職場に定着して、形の上では社会にどっしりと根づいているかにみえる人たちの心の中にも、そうした浮き草心理が潜んでいます。それを好ましくない傾向とみなす批判的な論調が目立ちます。でも、そこにみられるのは、好ましくない傾向だけでしょうか。以前は就職にあたって、職場がどんなに居心地が悪くても3年経てば慣れる、5年経てば諦めるなどと言われたものです。そんな受け身で諦めの姿勢と比べて、自分らしさや可能性の追求をする積極的で前向きな姿勢は好ましいものといってもよいはずです。
●根なし草としての現代人
●大人になるとは諦めることか
●自己とは「生き方」のことである
●自分の過去が変えられる?
●さまざまな人生再編の姿
●親のせいにしても現実は変わらない
●悩みや迷いを語ることの意味
●流れに逆らうエネルギー
●力強く生まれ変わるとき
●自己物語チェックシート
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書誌情報
紙版
発売日
2006年12月22日
ISBN
9784062724135
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
通巻番号
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社+α新書