知らなかった「社会不安障害(SAD)」という病気 恥ずかしがり屋は治るのかもしれない

知らなかった「社会不安障害(SAD)」という病気 恥ずかしがり屋は治るのかもしれない

シラナカッタシャカイフアンショウガイSADトイウビョウキハズカシガリヤハナオルノカモシレナイ

講談社+α新書

緊張して話せない、震える、発汗、赤面に悩む
「あがり性」は性格のせいだとあきらめないで!!
実は「うつ病」に次いで多いのに、6人に1人しか受診しなかった心の病の診断と治療法

本書を刊行する目的は2点あります。1つは、この「社会不安障害」=SADという病気が、実は非常に頻度の高いもので、これまで自分は「恥ずかしがり屋」だと悩んでいた人たちの大半が「社会不安障害」という心の病であることを示したいと思います。すなわち、病気でありながら、自分でも訳がわからず困惑し、悩み、苦しんでいる人たちに、治療が可能であるという光を当てることです。
もう1つは、おそらく今後も増加するであろう「社会不安障害」かもしれない人たちに、なにが病気でなにが病気でないのか、あるいは、どこまで治療できるのかという基準を明示したいと思います。
本書が、1人でも多くの「社会不安障害」の人たちの苦悩を取り去る道筋になれば幸いです。

●なぜ人前が怖いのだろう
●人前で電話するのをためらう
●大勢の前で話ができない
●偉い人の前だと吃(ども)ってしまう
●人前で字を書くと手が震える
●客を迎えるとき、とても緊張する
●人に紹介されると体がこわばる
●社会不安障害と闘ってきた人たち
●なぜ受診しない人が多いのか


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書誌情報

紙版

発売日

2007年02月22日

ISBN

9784062724210

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介