蚊が脳梗塞を治す!昆虫能力の驚異

蚊が脳梗塞を治す!昆虫能力の驚異

カガノウコウソクヲナオスコンチュウノウリョクノキョウイ

講談社+α新書

がんの治療薬も無痛の注射針も人工皮膚も!
人類の明日 地球環境は昆虫の力で守る!
昆虫の利用ではなく、その力を借りることが技術の先にある真の豊かな社会をつくる!

ここ数年で「エコ」や「ロハス」という言葉が一般的になってきたように、私たちの「環境」に対する意識も高まりつつあります。これは喜ぶべきことです。ところが、その一方で未だ科学万能主義、石油依存主義といった20世紀型の社会から抜けきれていません。ではどうやって新しい社会を構築できるのか。省エネや再生可能な資源を実現できる「インセクトテクノロジー」(昆虫能力)こそ、その手助けとなりうる技術だと思います。(略)皆さんに、昆虫のすごさ、素晴らしさを知っていただきたいのはもちろんなのですが、本書を通して、少しでも地球環境や人類の未来について考えてもらえれば、これに勝る幸せはありません。

●虫は人間同様、進化の最先端にいる
●昆虫の数はなんと100万種以上!
●蚊から発想の「痛くない」注射針
●蚊の唾液が脳梗塞に効く!
●紫外線対策にはワイルドシルクを
●タマムシから発色する金属が
●シルク入りなら食べ物は腐らない
●フンコロガシ大作戦
●天然空調設備を持つ蟻塚
●すべては「懐かしい未来」のため


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書誌情報

紙版

発売日

2007年08月24日

ISBN

9784062724500

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介