理不尽な気象

理不尽な気象

リフジンナキショウ

講談社+α新書

猛暑、暖冬、台風 凶暴化の「なぜ?」が丸わかり!!
「ウメとサクラの競演」「爆弾低気圧」「台風が同時に3つ」は地球温暖化の影響か?

「冬日」とは一日の最低気温が0℃未満の日、「真冬日」は気温が一日中氷点下の日のことです。冬日、真冬日の統計値は「寒い期間の長さ」を表すのに便利な指標になります。(略) 実際、東京の真冬日は、1876年からの観測でたったの4日。しかも、4日とも1900年以前の明治時代に記録されたもので、20世紀には一日も現れていません。おそらく、この先もほとんど現れることはないでしょう。(略) そして、ついに1988年12月から1989年2月にかけては、観測史上初の「冬日が一日もない冬」が出現しました。東京の冬日ゼロは1993年と2004年、そして2007年にも現れていますが、今後はもっと当たり前のようになるかもしれません。

●地球温暖化はどこまで進むか
●忘年会は「紅葉を愛でながら」
●温暖化で「サクラが消える」
●「目に見える」異常気象
●台風が凶暴化する
●動植物の異変と天候との相関
●サンマがシシャモになる
●気象予報士もつらいよ
●黄砂で「天気は不明」になった!?
●「裕次郎雨」を季語にしよう


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書誌情報

紙版

発売日

2007年10月20日

ISBN

9784062724654

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介