
長男・長女はなぜ神経質でアレルギーなのか
チョウナンチョウジョハナゼシンケイシツデアレルギーナノカ
- 著: 逢坂 文夫

高層階、父の不在、親の喫煙と肥満は危険!!
それでもまだマンションに住みますか?
第1子と第2子以降は、なぜ性質が違うのか?母の体内の化学物質が、子の運命を決める!
わが国の住宅はもともと夏の湿気対策を前提として考えられた開放型の住宅だった。けれども、昭和48年(1973年)の第1次オイルショックの影響もあり、熱効率のよい高気密住宅へと主役は移った。以来、都市部に限らず、マンションが急増、現在に至っている。しかし、私たちの調査で、マンション、とりわけ高層マンションの健康に与える悪影響が次第に明らかになっている。さらに核家族化によって、子供が生まれても、子育ての先輩である両親からアドバイスを受ける機会がめっきり減った。結果、子供たちの心身の健全な発育が、年々むずかしくなっている。私は、近年、激増する小児のアレルギー性疾患は、「現代文明病」だと思っている。とりわけ、その被害を被っているのが、長男・長女である第1子なのだ。
●アンケート結果「長子は神経質」
●一人っ子にアレルギーが多い理由
●母親の体内に蓄積された化学物質
●エアコンはストーブよりも危険
●マンション育ちは虫歯が3.5倍
●高層階の赤ちゃんは頭でっかち
●5階以上で約4割がアレルギーに
●マンションの女性は出生率が低い
●父親不在の中学生は不登校に
●「いじめ」「不登校」は予防できる
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書誌情報
紙版
発売日
2007年11月22日
ISBN
9784062724708
判型
新書
価格
定価:880円(本体800円)
通巻番号
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社+α新書