モーツァルトが求め続けた「脳内物質」

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

モーツァルトが求め続けた「脳内物質」

モーツァルトガモトメツヅケタノウナイブッシツ

講談社+α新書

永遠の謎だった「モーツァルトの奇跡」、その鍵は「ドーパミン」にあった!――快感物質と音楽が生みだす摩訶不思議。名曲は体を癒す! 初めて明らかになった「奇跡の効能」とは。

●モーツァルトの曲によって、ラット(大黒ネズミ)の脳内でドーパミンの合成を調節する化学反応が活発になることを発見しました。さらに、音楽によるドーパミンの合成の亢進には、高周波数の音域が重要であることがわかりました。楽譜の中に脳を活性化させる暗号が隠されており、音に変換された時に刺激信号となり、ラットの行動さえも変えたのです。「モーツァルトの曲が脳内のドーパミンを増加させる」、これは、モーツァルトの曲が、ドーパミンの減少に伴って起こる疾病の患者の症状を和らげることを暗示しています。この研究結果を発表すると、各国の研究者、医師、医療関係者、そして患者の家族から、音楽鑑賞で病気の症状が改善したとの多くの反応が寄せられました。

●楽譜に隠された暗号
●なぜ年齢で作風が異なるのか
●爽快感を生みだす物質
●音楽で癒されるメカニズム
●チャイコフスキーの鬱
●快感物質ドーパミンの秘密
●免疫力を高める音
●音楽と漢方の共通思想
●子宮内で聞こえる音
●音楽が病気を癒す


ⒸDen'etsu Sutoo

  • 前巻
  • 次巻

オンライン書店で購入する

書誌情報

紙版

発売日

2008年03月21日

ISBN

9784062724890

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2023年09月08日

JDCN

06A0000000000692089B

著者紹介

オンライン書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT