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負けない技術 20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」
マケナイギジュツニジュウネンカンムハイデンセツノジャンキノギャッキョウトッパリョク
- 著: 桜井 章一

相談の中で多いのが、「勝つための技術を教えてください」というもの。「格好よく勝つにはどうしたらいいんですか」などと聞いてくる人もいる。そんなとき私はこう応える。「格好よく勝とうなんて100年早いよ」と。これは私も含め、すべての人に言えることだ。「勝ちたい」という欲に囚われてしまっている人の「格好いい勝ち」は、ひどく醜い。しかし、「醜い勝ち方」が「格好いい勝ち方」だと多くの人が錯覚してしまっている。
10万部突破のベストセラー待望の第二弾!
勝ちにこだわるから欲望に支配され、醜く、卑しくなる。「かっこよく負ける」ことが結果として「負けない」に繋がるのだ。雀鬼の勝負哲学に「本当の強さ」を学べ
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目次
はじめに
第一章 「負けない」は「勝つ」より難しい
「負けない」と「勝つ」は異なる
「勝ちたい」欲は厚化粧と同じ
「勝ち」を求めすぎると弱くなる
格好よく勝つのは百年早い
プレッシャーを消す「負けない」
イチローのWBCでの苦悩の理由
いい「勝ち」と三大本能の関係
「満足」より「納得」が大切
わざわざ負ける努力をする人たち
自分を捨てられる人は負けない
他
第二章 「負けない」ための技術
二兎どころか百兎を追え
スルーする感覚で強くなる
ビギナーズラックの必然性
シンプルであることが持つ意味
日常における「自分磨きゲーム」
勝機を掴む人、掴めない人
悪手で勝つ誘惑を断ち切れ
どれだけ素の状態でいられるか?
手の内を明かすことを恐れない
「ブレない軸」の身につけ方
他
第三章 強くなるには、どうすればいいか?
「答え」を求めない強さを持つ
確かなものはなにもないと思え
いいすがり方をすれば負けない
「褒めて育てる」への疑念
「褒める」が生む危険な人間関係
片づける感覚が勝負強さを生む
いい間合いを取れば優位になる
時間との間合いを身につける
間合いを取れない経済人
不得意は「悪い流れ」と捉えよ
他
第四章 逆境を突破する力
「チャンス」と「勝負所」は別物
勝負所の力を磨く方法
ミスしたおもしろさを味わえ
ミスを犯した後こそ分かれ道
ミスを恐れずリスクを取りにいく
緊張は頭の後ろに持っていく
普段から緊迫感の中に身を置こう
適温で「見切り」をする
あえて相手の得意技を受ける
「守る」のではなく「受ける」
他
第五章 人はだれしも無敗になれる
たどり着いた「敵も味方」の境地
「結果がすべて」は敗者の論理
勝ち負けより大切な「勝負感」
ある習慣が決断力を高める
専門家より万能家を目指す
自分の中の「バカ」を知る
「できる人」は瞬時に的を射る
「感じる力」をもっと信じよう
目に見えないものを感じる
いい勝負は相手との共同作業
他
おわりに
書誌情報
紙版
発売日
2009年09月18日
ISBN
9784062726061
判型
新書
価格
定価:935円(本体850円)
通巻番号
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社+α新書
電子版
発売日
2014年02月14日
JDCN
0627260600100011000J