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世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」
ヨニモオソロシイトウシツセイゲンショクダイエット
- 著: 幕内 秀夫

糖質制限食ダイエットが危ない! ごはんを食べなければ、好きなものをどれだけ食べても痩せる、といいますが、メタボ男性、糖尿病患者が短期的に行う上では体重減少効果が期待できますが、食生活そのものを根本から変え、必須栄養素が不足する危険が高い方法で、女性が長期に行うと、極端に痩せ、各種婦人病になる危険性が高まるリスクがあると、病院等で乳がん患者などの食事指導に従事してきた著者は警鐘する
女性が糖質制限食ダイエットを継続してやってはいけません。アトキンスダイエットから「世にも美しいダイエット」まで、これまで繰り返されてきたブームの罠。糖質を取らなければ=ごはんを食べなければ、好きなものをどれだけ食べても痩せる、といいますが、その方法はメタボの中高年男性、糖尿病患者が短期的に行う上では体重減少効果が期待できますが、食生活そのものを根本から変え、必須栄養素が不足する危険が高い方法で、けっして長期にわたって実行してはならないものです。
女性が行えば、極端に痩せ、生理が止まり、不妊になり、各種婦人病になる危険性が高まるリスクがあると、病院等で乳がん患者などの食事指導に従事してきた著者が指摘します。
安易に手を出して体を壊す前に考えるべきこと!
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目次
序 章 「糖質制限食ダイエット」が怖い
第一章 ダイエットブームのパターンはいつも同じ
第二章 問題は糖質より、「精製糖質」と「精製脂質」
第三章 人類史に「肉の多食時代」はない、が考古学の結論
第四章 糖質制限食ダイエットはメタボおやじの道楽
第五章 「糖質制限食」は病気のための特別な食事
書誌情報
紙版
発売日
2014年06月20日
ISBN
9784062728546
判型
新書
価格
定価:924円(本体840円)
通巻番号
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社+α新書
電子版
発売日
2014年08月01日
JDCN
0627285400100011000O
著者紹介
1953年、茨城県生まれ。東京農業大学農学部栄養学科卒業。専門学校で栄養学の講師をするが、山梨県の長寿村棡原の調査研究をする古守豊甫医師に出会い、欧米模倣、栄養素主義の教育に疑問を持ち退職。その後、伝統食と民間食養法の研究を始める。その間、食事療法を重視するみどり会診療所(院長・馬淵通夫)、お茶の水クリニック(院長・森下敬一)、松柏堂医院(院長・中村篤彦)、帯津三敬病院(院長・帯津良一)などの医療機関で約30年間、食事指導を行う。現在、フーズ&ヘルス研究所主宰。「学校給食と子どもの健康を考える会」代表。執筆、講演活動を精力的に行いながら、全国の幼稚園・保育園の給食改革、プロスポーツ選手、社員食堂のアドバイスなどを行う。