2020年日本から米軍はいなくなる

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2020年日本から米軍はいなくなる

2020ネンニホンカラベイグンハイナクナル

講談社+α新書

沖縄の米軍基地撤退は、あくまでアメリカの大きな軍事戦略のほんの一端でしかない。ぶっちゃけ全部いなくなっちゃったら、日本はどうなる!?米軍と中国軍と自衛隊の現状と今後を、元アメリカ陸軍大尉の飯柴智亮氏と筑波大学非常勤講師・小峯隆生氏との対話形式で、初心者にもわかりやすく、かみ砕いで解説した。まずは「米軍の常識=自衛隊は米軍のためのもの」を知ることから、始めよう。


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目次

序章 同床異夢の日米同盟
 米国にとって「日米同盟」とは
 米国の国益に拉致問題は関係なし
第一章 米軍が日本から撤退する理由
 背に腹は替えられない米軍
 米軍の戦術はアウトレンジが基本
 日本の機密保持に不安あり
第二章 在日米軍撤退の行程表
 中国は負け戦はやらない
 沖縄米軍の命運は、中台関係が握る
 「台湾は空母20隻分の価値がある」
 中国は空母を増やすのか?
 ほっといても米軍はいなくなる
 中国空軍戦闘機が2000機を超えた時
 沖縄米軍の転進先
 米軍ベトナム基地ふたたび
 撤退計画は朝鮮半島の情勢次第
 三沢基地の隠された価値
 横須賀・第7艦隊だけは絶対に必要
 米軍にとっての真の「強敵」
 宇宙では中国がやりたい放題
第三章 米軍なしで日本は中国に勝つ!
 撤退こそ米軍の基本方針
 米軍のいない日本は中国にどう映るのか?
 今こそ日本に国家軍事戦略が必要だ
 日本に合うミサイル戦略を考える
 自衛隊は米軍のためのもの
 自衛隊だけで日本をどう守る?
 とりわけ日本の空をどう守る?
 また最後まで「零戦」で戦い続けるのか
 日本が空母を持てる日
 日中空母が激突したら?
 日本国海兵隊・Jマリーン、出動す!!
 対中国で、陸上兵力は出番ナシ
 陸自はこう改編すべきである
 日本軍に戦車はいらない
 中国が一番嫌な兵器はオスプレイ

書誌情報

紙版

発売日

2014年08月21日

ISBN

9784062728645

判型

新書

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

176ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介

著: 飯柴 智亮(イイシバ トモアキ)

1973年東京都生まれ。元アメリカ陸軍大尉、軍事コンサルタント。16歳で渡豪、『ランボー』に憧れて米軍に入隊するため19歳で渡米。北ミシガン州立大に入学し、学内にて士官候補生コースの訓練を修了。1999年に永住権を得て米陸軍入隊。精鋭部隊として名高い第82空挺師団に所属し、2002年よりアフガニスタンにおける「不朽の自由作戦」に参加。“世界で最も危険な場所”と形容されるコナール州でタリバン掃討作戦に従事。2003年、米国市民権を取得して2004年に少尉に任官。06年中尉、08年大尉に昇進。S2 情報担当将校として活躍。日米合同演習では連絡将校として自衛隊と折衝にあたる。同年除隊。現在、アラバマ州トロイ大学で、国際問題を研究し、国際政治学でPhdを目指す。

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