日本人なら知っておくべき「日本人」の名前

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日本人なら知っておくべき「日本人」の名前

ニホンジンナラシッテオクベキニホンジンノナマエ

講談社+α新書

第二次世界大戦中のリトアニアで、外務省の命令に背いて大量の日本通過ビザを発給し、6000人ものユダヤ人をホロコーストから救った外交官・杉原千畝(すぎはら・ちうね)。「日本のシンドラー」として世界から称賛される杉原の業績は、このたび世界記憶遺産への登録申請がなされたばかり。差別を排し、良心に生きた杉原の姿に象徴される、日本人の美徳、誇りとは何か? 欧州生活の長かった著者による、新たなる「日本人論」!


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目次

はじめに
プロローグ~キュラソーから来た男
第一章 ユダヤ人への偏見がなかった「日本人」
第二章 日本の“原風景”を名前に持った「日本人」
第三章 貧しさが恥ではなかった時代の「日本人」
第四章 人種差別をしない「日本人」
第五章 〈武士道〉の国の「日本人」
エピローグ~キュラソー・ビザの謎がとけた
おわりに
主な参考文献

書誌情報

紙版

発売日

2016年05月20日

ISBN

9784062729413

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

電子版

発売日

2016年05月27日

JDCN

0627294100100011000H

著者紹介

著: デュラン・れい子(デュラン レイコ)

1942年、東京都生まれ。文化学院美術科卒業。博報堂でコピーライターとして活躍。76年、スウェーデン人と結婚、スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。77年、「英国国際版画ビエンナーレ」で銅賞受賞。ヨーロッパ各地で個展、グループ展開催。欧米アーティストの日本への紹介にも携わる。2000年、南仏プロバンスに移住し執筆活動を開始。初の著書『一度も植民地になったことがない日本』(講談社+α新書)が20万部を超えるベストセラーに。14年、母の介護のため帰国。その傍ら岐阜県高山市主催の生涯学習講座で中学・高校生の「杉原千畝プロジェクト」を指導している。日本ペンクラブ会員。

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